おうち時間が長くなると「子どもが退屈そう…」「毎日同じ遊びばかりで飽きてしまう」と悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。外で思いきり遊べない日も、ちょっとした工夫でおうち遊びはぐっと楽しくなります。
本記事では子どもと一緒に楽しめる簡単なおうち遊びのアイデアや、そのポイントをたっぷりご紹介します。
お子さまの成長や気分に寄り添いながら、親子で笑顔になれる時間を作りましょう。
おうち遊びのメリット
室内遊びには、外遊びとはまた違った良さがあります。指先や頭を使うことで小さな筋肉や思考力が育まれるほか、親子のスキンシップやコミュニケーションの時間にもなります。
また、雨の日や暑い日、寒い日など天候に左右されずに遊べるのも大きな魅力です。
道具いらず!手軽にできる定番おうち遊び
1. かくれんぼ
昔ながらの定番遊び。家の中でもできるので道具がなくてもすぐに始められます。隠れる場所は安全な範囲に限定し、ルールを決めておくと安心です。
2. ダンスやジェスチャーゲーム
音楽をかけて一緒に踊ったり、身振り手振りでお題を当てるジェスチャーゲームも盛り上がります。親子で交代しながらやることで、自然と運動にもなります。
3. ごっこ遊び
おままごとやお店屋さんごっこなど、想像力を膨らませて自由に遊べます。身近なぬいぐるみやおもちゃを使うだけでなく、空き箱やタオルなど家にあるものを活用してもOKです。
身近なもので工作&創作あそび
1. 新聞紙あそび
新聞紙をちぎったり丸めたりして、剣や帽子を作ったり、キャッチボールをしたりとバリエーション豊富。手先の器用さや想像力も育ちます。
2. 紙コップロケット
紙コップと輪ゴムだけで作れるロケットは、飛ばして遊ぶのはもちろん、好きな絵を描いてデコレーションするのも楽しいです。
どれだけ高く飛ばせるか競争したり、箱に入れるゲームにしたりと、遊び方も広がります。
3. 片栗粉ねんど
片栗粉と水で作る不思議な感触のねんど遊びは、力を加えると固まり、ゆるめるととろける「ダイラタンシー現象」が体験できます。
食紅を使えば万が一口に入れても安心なので、小さなお子さまにもおすすめです。
4. 折り紙&紙工作
折り紙や色画用紙を使って、動物や乗り物、パクパク動く口などを作ってみましょう。はさみやのりを使う場合は、大人がサポートしてあげてください。
5. ハンコ遊び
ペットボトルのフタや野菜(オクラやレンコンなど)を使って、オリジナルのハンコを作ってぺたぺたスタンプ。作品を飾ったり、ハガキにして送るのも楽しいですね
。
体を動かすおうち遊び
1. 風船遊び
ふわふわと落ちてくる風船を落とさないようにポンポンしたり、的あてゲームをしたり。
柔らかい風船なら家の中でも安全に楽しめます。
2. サーキット運動
クッションやマット、フープなどを使ってコースを作り、ジャンプしたりくぐったりして遊びます。布団でトンネルを作るのもおすすめです。体を動かすことで運動不足も解消できます。
3. マット遊び
布団やマットの上で転がったりジャンプしたり。小さなお子さまでも安心して遊べますし、バランス感覚や体力も養えます。
おうち遊びをもっと楽しくするポイント
1. 子どもの興味に合わせる
お子さまが今何に興味を持っているかを観察し、その気持ちに寄り添った遊びを提案しましょう。好きなキャラクターや色、動物などを取り入れると、より夢中になってくれます。
2. 集中できる環境づくり
遊ぶ時は、使わないおもちゃやテレビは片付けて、集中できる空間を作りましょう。スペースを広げて安全に遊べるように配慮することも大切です。
3. 親子で一緒に楽しむ時間をつくる
お子さまは大好きなパパやママと一緒に遊ぶ時間が何より嬉しいものです。短い時間でも全力で一緒に遊ぶことで、お子さまの満足度がぐんと上がります。
4. 遊びの中で「できた!」を増やす
「自分で作れた」「うまくできた」と感じられる体験は、お子さまの自信につながります。できた作品を飾ったり、写真を撮って残したりするのもおすすめです。
年齢別おすすめおうち遊び
0~1歳
・布やタオルでいないいないばあ
・音の出るおもちゃや楽器遊び
・ふれあい遊び(手遊び歌など)
2~3歳
・簡単な工作やお絵かき
・ごっこ遊び
・新聞紙や風船遊び
4歳以上
・ルールのあるゲーム(すごろくやカードゲーム)
・サーキット運動やボール遊び
・折り紙や本格的な工作
おうち遊びで大切にしたいこと
子どもは遊びを通して、さまざまな力を身につけていきます。おうち遊びの時間は、親子の信頼関係を深める大切なひとときでもあります。
完璧に準備しなくても、ちょっとした工夫や声かけで、子どもは十分に楽しんでくれます。
「今日はどんなことをして遊ぼうか?」と一緒に考えたり、「こんなことができるようになったね!」と成長を喜んだり、親子で一緒に楽しむ気持ちを大切にしてください。
まとめ
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おうち遊びは、親子のコミュニケーションや子どもの成長に役立つ大切な時間です。
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道具を使わない遊びから、工作や体を動かす遊びまで、アイデアは無限大!
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子どもの興味や年齢に合わせて、無理なく楽しく遊びましょう。
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親子で一緒に遊ぶことで、子どもの「できた!」をたくさん増やしてあげてください。
毎日がんばる保護者の皆さまにとっても、子どもと一緒に笑い合える時間はかけがえのないものです。
ぜひ、今日から気軽におうち遊びを楽しんでみてくださいね。
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