夏が近づくと、保育園ではプール開きや水遊びのシーズンが始まります。初めてのプール体験にワクワクするお子さまもいれば、水に慣れていないことで不安になる保護者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
この記事では、保育園のプール開きに向けて必要なアイテムや準備のポイントを、保護者の目線に立ってわかりやすくご紹介いたします。安心して水遊びの季節を迎えるために、ぜひチェックしてください。
1. プール開きとは?どんなことをするの?
プール開きは、保育園や幼稚園で夏の水遊びを始める日を指します。多くの園では、6月中旬〜7月上旬にかけて行われます。最初の日は「プール開きの集い」として、先生から水遊びのルールや注意点のお話があったり、簡単な水遊びをしたりして、徐々に水に慣れていきます。
お子さまにとっては、プール開きが夏の楽しみの一つ。けれども、保護者の方にとっては「何を準備すればいいの?」「忘れ物はないかしら…」と心配になることもありますよね。
2. 保育園の水遊びに必要なアイテム一覧
保育園によって必要な持ち物は若干異なりますが、一般的に必要とされる水遊びアイテムは以下の通りです。事前に園から配布されるおたよりや連絡帳を確認して、準備しましょう。
① 水着または水遊び用パンツ
園によっては「水着指定」または「水遊び用の簡易パンツ(スイムパンツ)」でOKなど、基準が異なります。動きやすく、脱ぎ着しやすいデザインがおすすめです。ワンピースタイプよりもセパレートタイプの方がトイレの際も便利です。
② 水遊び用帽子(プールキャップ)
衛生管理のために、必ず必要となることが多いアイテムです。髪の毛が水に浮かないようにし、衛生面でも安心。園指定のカラーがある場合もあるので注意しましょう。
③ バスタオル(ラップタオル)
プールや水遊び後に体を拭いたり、体を包んで冷えから守ったりするのに必要です。ゴム入りの「巻きタオル(ラップタオル)」が便利で、子どもでも使いやすいですよ。
④ 着替え(下着・Tシャツ・ズボン)
水遊びのあとはしっかり着替えをさせることが大切です。下着類も含めて、一式持たせておきましょう。濡れたままだと体調を崩す原因にもなります。
⑤ ビニール袋または濡れ物用バッグ
濡れた水着やタオルを入れるための袋があると、荷物が他の持ち物を濡らさずにすみます。防水性のあるビニール製の巾着タイプもおすすめです。
⑥ サンダル(必要に応じて)
水遊びの場所がコンクリートや砂利などの場合、裸足では危ないこともあります。園の方針に合わせて、かかとのあるタイプのサンダルを用意しましょう。
3. あると便利な+αアイテム
基本的なアイテムに加えて、以下のようなものがあるとさらに快適です。
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名前シールやスタンプ:すべての持ち物に名前を記入する必要があります。スタンプやお名前シールを使うと簡単で見やすく、先生も助かります。
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速乾タオル:乾きやすく、洗濯後もすぐに使えるので便利です。
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防水ポーチ:連絡帳や着替えを濡らさないよう、仕分けできるポーチがあると整理もしやすくなります。
4. 保護者が気をつけたい体調管理のポイント
プールや水遊びはとても楽しいものですが、お子さまの体調管理も重要です。保育園では以下のようなチェックポイントを基に、プールに入れるかどうかを判断することが多いです。
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朝の検温(熱がないか)
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食欲の有無
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鼻水や咳の有無
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発疹や体調の変化
水遊びができるかどうかを「プールカード」や「連絡帳」で伝える園も多いので、毎朝お子さまの様子をよく観察し、正直に記入することが大切です。
5. 忘れがちな注意点
◆ 名前の記入は必須!
どんなに小さな持ち物にも名前の記入は忘れずに。特に帽子やタオルは見た目が似ているものが多く、混同されやすいです。
◆ 日焼け対策
屋外プールの場合、日差しが強い日は日焼け対策も必要です。保育園によっては日焼け止めの使用が認められているところもありますので、事前に確認しましょう。
◆ 毎回の持ち物のチェック
プールのある日は朝が慌ただしくなりがちです。前日夜に持ち物をまとめて準備しておくと、忘れ物防止になります。
6. 最後に:安心して夏の思い出を楽しむために
お子さまにとって、保育園でのプールや水遊びは、夏の大切な思い出になります。保護者の皆さまにとっては、「風邪をひかないかな」「ちゃんと着替えられるかな」と心配が尽きないかもしれません。でも、先生たちも細やかにサポートしてくれますので、できる範囲で準備を整えて送り出してあげましょう。
水の感触を楽しみながら、笑顔いっぱいの夏を迎えられるように、必要なアイテムをそろえて、安心してプール開きを迎えたいですね。
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